長い経験を活かして開校
寿しといえば銀座。その一等地に構える店舗で修行した経営者が、日本伝統の文化である寿しを広めるため、寿しの学校を開校しました。
これをきっかけに日本国内もとより海外で活躍が期待できる人材を育てることが、当校の目標です。
銀座と寿しの関係性
遡ること約200~300年前の江戸時代。
シャリにお酢と塩で味付けした早ずしから始まり、そこから箱の中にシャリとネタを飾った
今でいう弁当の形で愛されていたものが寿しの原型になったといわれております。
場所は、江戸。そうです、日本が誇る今の東京です。
江戸は、日本でも有数の繁華街で各地から出稼ぎに参る人々が大勢暮らしておりました。
そこら中に屋台が蔓延り、寿しも江戸の郷土料理として発展を遂げました。
明治2年(1869年)に銀座の名称で誕生してから現在まで
一流の企業が集まる世界有数の大都会の中心となった銀座。
銀座の寿し職人は、第二次世界大戦や関東大震災などの被害により
故郷に帰る人が増加し、これが日本全国に寿し文化を広げる切っ掛けとなったのです。
寿しの原点「銀座」。
寿し職人を目指すのであれば、こうした歴史に興味をもっていただくことも一興。
続きのうんちくを知ることで、もしかしたら握りの味が変わることも無きにしもあらず。
是非とも心に留めておいていただきたい歴史ではあります。