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海外の寿司事情

世界的な寿司ブーム

昨今の世界的寿司ブームは世界経済を動かしています。
そんな世界の寿司事情についてお話ししましょう。
まずは海外の寿司といえばアメリカだろう。
アメリカには4000店以上の寿司レストランや寿司バーがあります。
その年商は2000億円を超えます。
寿司がSUSHIになりアレンジされた代表がカリフォルニアロールでしょう!
マグロの代わりにマグロに食感が似ているアボカドを使い、カニやマヨネーズ、そして海苔が苦手なアメリカ人の為にシャリを外側にする裏巻きにした。
最近は海苔の代わりに大豆ペーパーを使うお店もあります。
カリフォルニアロールは日本でも人気です。
他にも様々な巻き寿司があります。
フィラデルフィアロール(クリームチーズ巻き)、スパイダーロール(揚げたソフトシェルクラブ、アボカド、きゅうり、カイワレ大根、レタスなど)、スパイシーツナロール(まぐろ&スパイシーソース)、ハワイロール(缶詰のツナ、玉子焼き、かんぴょうなどにチリソースやオーロラソース)、寿司ネタでシャリを巻いたレインボーロールやアボカドやフルーツで巻いた寿司もあります。
南米や南の島ではロール寿司を衣をつけて揚げる寿司の天ぷらも人気です。
巻き寿司以外にも寿司バーガーや寿司ブリトーなんていうものもあるらしい。

ヨーロッパで親日国と言われているフランスのパリでは寿司の消費量がすごいらしく、寿司レストランは2000件ほどあるそうです。
アメリカの半分と考えるとかなり多いですね。
フランスでは寿司はファーストフード感覚だそうです。
日本が思うクレープと同じ感じですね。
フランスではおにぎりやお弁当も人気で、お昼にテイクアウトの文化が浸透したのもあり、寿司のランチボックスが人気になりました。
サンドイッチのようにみんなで分けて食べられるのが理由のようです。
デリバリーも人気でピザか寿司かで迷うようです。
フランスでは中国人経営のテイクアウトのお店がほとんどなので、日本色満載の日本人寿司職人の寿司BARが出来たら話題になるかもしれませんね。

南米で日本人が多く住む国ブラジルでは手巻き寿司や巻き寿司が人気です。
ブラジル人は生の魚が苦手なので火を通すことが多いようです。
食べてもサーモンくらいだそうです。
同じく南米のチリですが、名産は日本も輸入でおなじみのサーモンとウニです。
チリは南米でブラジルのように熱いイメージがありますが、南北4300kmの細長い国で日本より南北の気候差があります。
最南端はまさに北海道の気候に近く、美味しいウニが取れるのです。
インカ、アステカ、マヤなどの古代文明ではジャガイモ、トマトなどの発祥の地とされるほど農業にたけていたので有名ですが、最近は古代人が養殖をしていたことも発見されているように、魚介類は日本と同様に人々に親しまれていたでしょう。
特にサーモンは現地でも人気でサーモンのロール寿司を同じみのチリソースで食べるのが定番のようです。
しかしその中で日本人が経営する本格的な日本食レストランもあるようで、本物のお寿司も握っているそうです。
ウニは日本の半額以下の値段で生ウニは一部の人に食べられていたようです。
最近輸入の為に日本企業が常駐することによる生産増加と働く地元民による評判で少しづつウニを食べる人が増えているようです。
チリのサーモンは日本人が持ち込んだもので、日本の協力でチリにサーモン養殖が根付きました。
一年中魚が手に入る様に南半球も含めて世界中に養殖場を作る努力を日本の企業はしているようです。

戦時中に日本が統治していたこともあり親日国として有名な南の島パラオでは、正当な寿司が人気のようです。
しかし新鮮な魚が手に入るのにまだまだな技術のお店も多いようです。
本物の職人が来るのを待っているのかもしれませんね。

アジア有数の親日国でエビの養殖が盛んな米と魚の国バングラデシュでは日本人が納得できる寿司屋が出来始めているようです。
現地ではかなりの高級料理なので、これから出店が増えそうですね。
バングラディシュは日本の協力によりバナエイエビの養殖が盛んですが、今後はそれ以外の寿司ネタの養殖も手掛け、寿司も提供する日本人が現れるかもしれません。

日本人は海外へ

日本に生まれた寿司が江戸時代に江戸前寿司として確立し、海外に影響を与えました。
しかし海外ではいい加減ななんちゃって寿司が多いが、結構おいしい巻き寿司やアレンジ寿司として広がっていくことで寿司の知名度や人気が上がることになりました。
日本で初めて本格的な寿司を食べた人々は、自国のものと全く違う洗練されたおつまみであることを知り、今後は海外も寿司の深い部分に興味を持ち始め江戸前寿司を注目するようになるでしょう。
考えてみて下さい。
日本に入ってきたイタリア料理は本国のパスタとは全く別物のスパゲッティーナポリタンとミートソースでした。
甘いトマトケチャップで作ったそれをイタリア人は認めないでしょう。
しかし時代が進むと本格的なイタリアンを追求するようになり、現在では現地を超えるほどの腕前のシェフも多いと言います。
同じ様に今まさに本格的な江戸前寿司の海外出店需要が伸びると想像できます。
日本で寿司を握るよりも海外で握れば収入は3倍から20倍だといわれています。
アメリカでミシュランガイドに掲載されるようになったら年収は1億も夢ではないようです。
アメリカで寿司屋をやるなら食材は豊洲から空輸する必要もあるでしょう。
しかしチリやバングラディシュのような魚大国ならば、日本と同じように江戸前寿司ならぬバルパライソ前寿司、チッタゴン前寿司が実現できるかもしれません。
その土地の食材を日本の技法で美味しくできたら楽しいですね。
最近は寿司の専門学校や和食スクールが増えました。
世界中で職人の人材が足りて無く海外に学校も無いので、これからの寿司学校の需要はどんどん増えていくでしょう。
海外に移住した日本人が短期で日本で職人としての技術を学び、移住先に戻って働いたりお店を開いたりすることでしょう。
寿司はお酒のおつまみとして、テイクアウトや出前が出来るランチボックスとして幅広い提供方法が考えられます。
飲食業としても包丁と砥石とまな板で始められますので、海外事業としてはじつは理にかなっているのかもしれません。

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